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・火造り時の温度管理とヒツ穴の関係


火造り時の温度管理が出来ていない場合の問題点は、

焼き割れだけではありません。

木柄との関係にも問題が発生します。


玄能・金槌は火造り後にヤスリ掛けをするわけですが、

唯一火造りのまま残す部分がヒツ穴内壁です。

ヒツ穴内壁をヤスリ掛けしないのは、

火造りで正確にヒツ穴を明けさえすれば、

ヤスリ掛けの必要がないからで、

それが一番精度高く作る秘訣でもあります。

例えば不正確なヒツ穴を明けておいて、

後にヤスリで成形すればいいと思っても、

手間ばかり掛かり、

かえって形を崩してしまいます。


ところが、

丁寧な火造りで正確にヒツ穴を明けようとすると、

加熱回数が増えてしまいます。

すると、

過熱(オーバーヒート)や長時間炎に晒す可能性が増えますから、

その場合にはヒツ穴内壁の酸化膜は厚くなり、

精度を落としてしまいます。


また、

ヒツ穴内壁が凸凹になると、

仕込んだ木柄との密着性が悪くなりますから、

しっかりと固定出来なくなったり、

酸化膜が剥げて、

それが滑らし粉のように働き、

木柄を緩めたりします。


それを防ぐには温度管理をしっかりと行い、

加熱回数を減らし、

且つなるべく低温で叩くようにして、

ヒツ穴内壁を清浄に保つことがとても大切です。


何事にも言えることでしょうが、

見える所だけでなく、

見えないところにこそ、

より手を掛け、

慎重に作業する必要が有ります。
今日も読んでいただいて、ありがとうございました。
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