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求人連載 たった一人の継承者に向けて 未だ逢えぬ君へ送る・・・「心の章」 |
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![]() ・私の近況 私は29歳で前職を辞め、 30歳の時に、 親の経営する金槌工場「相豊ハンマー」の片隅で独立したのです。 ![]() 藤六印玄能・金槌の事 当時は既に大工道具の需要が激減しており、 それらを生産する鍛冶屋の多くも廃業していたのですが、 新規参入もなく、 ぎりぎり需給バランスが取れているような状態でした。 そこで先ずは相豊ハンマーの仕事を手伝いながら、 自分の仕事を新たに創り上げていこうと考え、 金槌やその販売のためのノウハウを一から勉強したのです。 そして、 OEM商品を作るだけの下請け体質だった相豊ハンマーに、 藤六印というブランドを確立したのです。 ![]() アウトドアレジャー用品の事 新たな仕事の第一歩として、 前職の金属プレス加工を活かして、 アウトドアレジャー用品の製造を始めたのです。 オリジナル開発した折り畳みスコップで、 グッドデザイン賞を受賞したのですが、 その市場は競合が多く、 且つ、 自社ブランドを新たに展開するには大きすぎて、 手に負えないとすぐに気付きました。 そこでこの分野はオリジナル商品ではなく、 大手メーカーのOEM商品に絞り込んで、 仕事を続けることにしたのですが、 これは鉄を熱して叩くという作業を伴うもので、 私にとっては鉄の赤め具合(温度)を目で判断する、 とても良い訓練になったのです。 この分野は今後も十分に成長する可能性が有るので、 スタッフさんが増えたなら、 益々楽しく仕事が出来そうです。 ![]() パチンコ関連の事 それと並行して、 前職の工作機械加工の腕前を活かして、 パチンコ台の釘調整用ハンマーの製造を手掛けたのです。 これは父が過去に手掛けていたのですが、 お客様の厳しい要求に応え切れずに止めていたものを、 私が再開したのです。 当初は中級品を手掛けていたのですが、 取引先が直ぐに浮気をして、 取引が続かなくなるのに辟易し、 現在では信頼できるお客様にのみ、 高級なOEM商品を販売させていただいているのです。 またハンマーのみならず、 釘調整用のゲージ類の製造も手掛けているのです。 この分野は今後、 ますます精度の高いものが求められると思うので、 スタッフさんにとっては、 とてもやり甲斐のある仕事になるでしょう。 ![]() 浩樹印玄能・金槌の事 金槌製造を手伝いながらのアウトドアレジャー用品やパチンコハンマーの製造でしたが、 徐々に鍛冶仕事に興味が湧き、 そちらに仕事を移行していくと共に、 長谷川幸三郎さんに弟子入りすることにより、 主たる仕事を浩樹印玄能・金槌の製造に切り替えていったのです。 そして、 師匠をはじめ家族やスタッフさん、 その他多くのご協力者のおかげで、 順調にお客様にご支持いただき、 今に至っています。 現在では納品に数年を要してしまい、 これ以上はお客様に迷惑をお掛けできない状況になっているのですが、 人気を維持するためのスキルアップの時間も必要であり、 思うように仕事ができないことが問題です。 そこで技術継承者を育てて仕事を手伝ってもらうと共に、 今まで私が学んできたことを伝えていきたいと考えているのです。 |
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今日も読んでいただいて、ありがとうございました。 | ||||||||||||
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