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未だ逢えぬ君へ送る・・・「心の章」

  浩樹印 ダルマ玄能180匁

・守・破・離のこと



上手くなったように見える現象にも、

大きく分けて2種類あると考えています。

その1つが「上達」で、

これには訓練が必要です。

もう1つが「慣れ」で、

これは漫然と繰り返していても現れる現象で、

上達とは異なるものです。

そこで私が上達のために心掛けている、

「型」から入る方法の一つをご紹介します。


それは技芸の習得の際に語られる「守・破・離」という考え方です。

以下に簡単に説明しますが、

「守」を第一段階、

「破」を第二段階、

「離」を第三段階と捉えてください。


・守=自分の師匠と心に決めた人の技術・技能そして哲学を受け入れ、その型を身につける。

・破=身に付けた型の中から使えそうなものを取り出し、それに応用を加える。

・離=以上を繰り返すことにより、それまでの型に囚われない自分なりの型を確立する。

以上になりますが、

これは特定の技芸のみならず、

私生活や職場での問題解決など非常に多くの場面で応用出来ると共に、

一度この手順さえ身につければ、

様々な分野において速やかなる目標達成が可能となります。

また、

その身についた知識や技能は心身の衰えを補い、

高齢になっても泰然と活躍していけるはずです。


それとは逆に、

慣れのみで満足してしまう人は、

小々上手くなってもそれ以上にはならず、

状況変化にも対応できないため、

同じ失敗を繰り返すことになります。

また、

当然身に付いたものも乏しく、

その衰えも早いので、

時の経過とともに両者の格差は大きく開くばかりです。


型にはまるというように、

型は悪い印象をもって語られることもありますが、

それをしっかりと身に付けることで、

はじめて高度な応用や個性を発揮出来ます。

ですから上達を望むのであれば、

守・破・離を何時でも頭の隅において、

その第一歩である憧れの師匠を見つけることに、

まずは励んでいただきたいと思います。
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今日も読んでいただいて、ありがとうございました。
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