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求人連載 たった一人の継承者に向けて 未だ逢えぬ君へ送る・・・「技の章」 |
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常設図書室 蔵書:鍛冶、経営、漫画 第六章 熱処理 ・玄能・金槌の熱処理 (2) 焼入れは水を掛けて終わりではありません。 そのまま水を掛け続けると、 早く冷えて硬くなった所と遅れて冷えてやや硬くなった所の境目に、 傷が出来ることが有ります。 これを焼傷や焼割れと言いますが、 こうなったら廃棄するしかありません。 ですから焼入れは、 硬くしたい所の火色(熱した時の色)が消えるまで急冷したら、 その後は徐冷しなければいけません。 またその徐冷の際には、 水の入った桶にちょんちょんと付けて、 硬くしたい所を徐冷しつつ、 やや硬くしたい所はやや硬くなる様に調整して徐冷します。 そうすることで、 場所により硬さを調整出来ると共に、 硬い所とやや硬い所の境目を曖昧にし、 焼き傷を防ぐことが出来ます。 なお、 地金に鋼を鍛接した鋼付玄能・金槌の場合には、 この後に慎重に焼もどしをしなければいけません。 |
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