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求人連載 たった一人の継承者に向けて 未だ逢えぬ君へ送る・・・「技の章」 |
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工場で使っている炭籠 第六章 熱処理 ・玄能・金槌の熱処理 (5) 現代の玄能・金槌は、 地金に鋼を接合したものでは無くて、 鋼の一体もので出来た全鋼製がほとんどです。 私はその焼入れを 地金に鋼を接合したものと同じように行いますが、 薬缶ではなくて水道を使います。 また、 油焼入れ(急冷を油で行う)することも一般的にあるようですが、 玄能・金槌に関しては、 理想的な焼入れには程遠いものとなります。 その理由は、 冷却速度が遅く必要な硬さが得られないということと、 槌の部位によって硬さを変える操作がやり難いためです。 ただし、 高周波焼入れ(高周波で急速に加熱する焼入れ)の場合には、 焼きを入れたい部分のみを加熱し急冷することで、 その部分のみを硬くできるので、 槌の種類によっては良い結果が得られますが、 火床でじっくりと時間を掛けて加熱し水で急冷する掛け焼には、 とてもかなわないでしょう。 |
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今日も読んでいただいて、ありがとうございました。 | ||||||||||||
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